中東在住、新米エコノミストのスワップ派FX
中東在住、某国際機関の新米エコノミストが、スワップ目的で、労力の少ないFX運用を目指します。トレードの状況や、経済統計や指標の解釈、そして通貨の相関分析などに関して書いていきたいと思います。
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スワップ用ポジション公開(9月6日)
2008年09月06日 (土) 19:49 | 編集
こんばんは。
今週は円高の嵐が吹き荒れる週になってしまいましたね。
先週までは結構余裕で見ていたのですが、今週はトルコ・ランド・メキシコと高金利通貨群が強烈な下げに見舞われ、私のポートフォリオもかなりダメージをうけてしまいました。ただ、昨夜の雇用統計の発表以後、材料出尽くしという判断なのかはわかりませんが、反発の兆しを見せております。まだこれで完全に上げに入るとは思えませんので(3月17日はそこから上げたので、無きにしも非ずですが)、再度の下値を警戒しながら、そろそろポジションの追加を考えていこうと思っています。

さて、公開している本日時点でのHirose Traderのスワップ口座です。
Position_HT20080906.gif


先週末から10万以上も含み益が減ってしまいました(涙)。さらに、雇用統計の前にランド円をまだ含み益のある13.35円で5万通貨(前記事に7万と書いたのは他の口座の分も合わせてです)仕切ったので、ポジションも減らしてしまいました。残念ですが、ランド円が13.20付近の抵抗を抜けてしまうとどこまで落ちるかわからなくなるので、最悪のケースだけは避けようとの防御策でした。結果、13.50ぐらいまで反発して週を終えているので、ほっておけばよかったということになるのですが、そのリスクはとりたくなかったので、まぁよしとします。

一番大きな問題はCHF/SGDがこの下げでヘッジの機能を果たしきれなかったことですね。月曜の段階ではきれいにヘッジの動きをしてくれたのですが、ユーロの下げと共にスイスも下げました。ここから欧州通貨が徐々に反撃してくれたらと思うのですが、結果的にそれではヘッジ係にはなりません。今後のポートフォリオ改善に向けて課題を残す1週間でした。



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南ア・インフレ率(CPIX)は6月11.6%から7月13.0%に上昇
2008年08月27日 (水) 18:47 | 編集
こんばんは。
先ほど南アの7月分のインフレ率が発表されました。

CPIX:6月11.6%→7月13.0%(予想12.9%)
CPI:6月12.2%→7月13.4%(予想13.6%)

(ちなみにCPIXはCPIから住宅抵当融資金利を除いたものです)

でした。まぁCPIXは誤差の範囲内みたいなもんですね。CPIも予想よりは低いですが、13.4%のインフレはかなり高いです。実際、表面金利が12%なので、実質金利はマイナス金利状態で、先月よりもさらに悪化していますね。お金を銀行に預けていれば名目上の金額は増えるが、お金の価値で考えると損するという状態になっています。たまりませんね。

インフレリスクに関して、先日の金利発表の際の声明では、具体的に原油価格が145ドルから現在の112ドルまで下がったことに言及し、見通しは不透明としながらも、インフレ圧力が緩和されているという表現がなされていました。同声明で、CPIXは第3四半期に13%まであがるであろうと予測していますが、その後は下落に転じ、2009年は通年で7.2%を予測しています。ですので、シナリオとしては一応、今のところは予想通りということになります。

ちなみに、19日に発表された第2四半期GDPは年率4.9%成長となっており、第1四半期の2.1%よりもかなり高く、経済成長の回復を印象付けています。14日の声明では小売売上が5月と6月にそれぞれ3.4%、2.6%下がったことに関して、家計の消費活動が減速し、GDP成長の減速に懸念を示していましたが、緊急利下げが必要な危機的な状態にはなさそうです。

経済全体としては、GDPが懸念されていたほど鈍化していないので、NZや豪のように即利下げへ動くという向きはなさそうですが、インフレ率が13.0%になったからといって、利上げしそうな雰囲気でもなさそうですね。一応はシナリオ通りですので、今後原油価格が大幅上昇ということにならなければ、しばらくは今の金利水準が続く気がします。

為替レートはインフレが高くなったからといって喜んでばかりはいられなさそうです。金利引き上げがなければ、実質金利はマイナスですので、これは貨幣価値の低下として為替レートが弱くなるという形で跳ね返ってきます。南アの金融政策はまだまだ難しい状況には変わりませんね。



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南ア・政策金利発表は14日-市場は据え置きを織り込む動き!?
2008年08月12日 (火) 23:25 | 編集
こんばんは。
今日は全体的にレンジ相場的な流れで、力関係が拮抗しているようですね。
雰囲気はまだまだドル高に向かいそうですが、ドル円もユーロドルも年初来高値水準なので、利益確定のドル売りも結構多そうな雰囲気です。

さて、今週14日は南アの金利政策の発表です。なんどかこのトピックについて取り上げてきましたが、ブルームバーグの最新の予想では、25人中20人のエコノミストが金利据え置きを予想しているとのこと。残る5人は0.50%の利上げ予想ですが、このような利上げ期待の後退が先週からの急激な下げに貢献したのでしょうか。

この大幅なランド急落には、すべての通貨に対するドルの買い戻し、利上げ期待の後退、あと、プラチナ価格の下落が関連しているようです。プラチナは南アフリカが全市場の80%の生産シェアを持っているということで、プラチナがランドの価格に関連しているとか・・・(笑)こないだまでランドは金と相関しているとか言われていたのに、いつのまにか実はプラチナだったとか・・w全然知りませんでした。これはまた検証せねば・・・

とりあえず、現在の予想としては、経済の減速感に強い懸念を示しているということで据え置き期待が一番高くなった模様です。前回記事を書いたときは、利上げ期待が主流だったので、据え置きになればサプライズで下げるか・・・と書きましたが、先週からの下げが金利据え置きを織り込む動きだとすれば、0.50%の利上げがサプライズとなり、上昇につながるのでしょうか。

市場全体としては、個別通貨が売られており(オセアニア・欧州)、トルコなどは今日も93円台とそこまで売られておりません。ですので、特に利下げ期待が台頭したわけでもないランドはも積極的に売りに行くというわけではなく、とりあえず調整・・・という風に私は思っています。

先週から一気に安値を付けたので、私が追っかけてとったドルランドのポジションが含み損になってしまっていますが、ドルランドはとりあえずダブルトップをつけたっぽく見えるのでほっとくつもりです。




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南ア・インフレ対策の今後は?
2008年08月04日 (月) 04:45 | 編集
おはようございます。
昨日記事にしました、南アの分析に関して、ご覧頂いた数人の方々からありがたい応援のクリックをいただきましたので、簡単にですが、追加で南アの記事を書きたいと思います。

昨日SARBのホームページでたまたまチーフ・エコノミストの声明を発見しました。
これが面白ければ記事にする・・・と書いたのですが、実際のところ読んでみるとまぁこんなもんかという内容でしたが、少し役に立つ情報はありました。

リストアップすると以下のようなポイントが使えるかなーといった感じです。

1. CPIXは2009年2月をメドにウェイトの組み換えが予定されています。私はこれは知らなかったのですが、現在のCPIXの内訳で食糧品などのウェイトが大きく、ぶれやすいとのこと。ですので、改定後は自動車など工業製品などのウェイトが高くなるようです。ちなみに、これにより、CPIXはこれまでよりも低く出るわけですので、利下げがしやすい環境になります。ただ、実際のインフレ率は変わらないので(ただ組み替えただけなので)注意しなければ、インフレ率低下・・・と誤った判断をすることになります。

2. 今年6月の住宅価格は年率3.8%の下落となりました。インフレ抑制はできているものの、アメリカなどと同様、需要減の形で景気が冷え込んでいるようですね。

3. インフレ対策は重要と唱えるものの、姿勢はいくらかコンサバなようです。声明文の中で何度もインフレの問題についてかたってはいたのですが、最終的な結論の中では、「インフレは金融政策を決定するさまざまな要因の中の一つでしかない」と述べており、トルコのようにそれを最優先にはしていない雰囲気です。金融政策は国の経済のかじ取りなので、短期的な環境に振り回されないようにしなければならないとも述べていました。つまり、原油価格の急騰にはあまり過敏に反応すべきではないということを述べていると思います。

私の印象としては、SARBは利上げに対してはやはりあまり積極的ではないようです。昨日の記事で、8/14の金利政策会合で0.50%か1.00%か・・・と書きましたが、サプライズで据え置きも5%ぐらい、頭の片隅に入れておいた方がいいかもしれませんね。



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南ア分析・ファンダメンタルとチャート、そして金利政策予想
2008年08月03日 (日) 17:15 | 編集
こんばんは。
先週はマイナー高金利通貨が大幅上昇して終えた1週間になりましたね。
スワップ派でトルコ、ランド、メキシコペソを保有している方はかなり含み益に転じてきたことかと思います。

今日はその中の南アフリカランドをピックアップしてみたいと思います。

以下はドルランド(USDZAR)の日足です。
USDZAR_2080803.gif

前回高値(ドルランドで考えれば安値ですね)をあっさりと更新し、日足、そして週足でも明確なネックライン突破の足を出し、ドルランドではダブルトップを完成しました。かなり明確に出ているので、テクニカル的には今後ランド高に向かうようにみえます。

ではファンダメンタルはどうでしょう?
先週は南アのいくつかの重要な指標がでていましたね。
1. 消費者物価指数(CPIX)が年率11.6%(参照記事:7/30
2. 生産者物価指数は年率16.8%
3. 貿易赤字は50億ランド予想から一転、2億ランド。5月の17億ランドよりも小さい


となり、すべてランド買いをサポートする結果となりました。

物価指数に関しては、高く出たので、南アの準備銀行(SARB)はおそらく8月14日の金利政策会合で利上げをせざるをえないでしょう。それが0.50%にとどまるのか、1.00%の利上げがあるのか、ぐらいが焦点になってくると私は考えています。現時点では0.50%となっていることでしょう。前回1.00%の利上げが期待されていたのにも関わらず0.50%の利上げにとどまったので、今回1.00%という可能性もあるでしょう。私は1.00%上げるべきだと考えてはいるのですが、最近の原油価格の落ち込みから、今回積極的な利上げ策をとるという必要がなくなってきたように思います。事前予想が0.50%であれば、1.00%の利上げはおそらくサプライズ的買い材料ですが、あまり可能性は高くないかと思います。

また、ファンダメンタルの一つの重要な統計である、貿易赤字は大幅な縮小となりました。輸入は前月より4.2%増えて603億ランド、輸出は7.0%増えて602億ランドでした。(上の2億ランドの赤字というのは端数を四捨五入した分ですね)

ここで重要な点は2つ。
1.原油価格の高騰に陰りが見え、今後輸入額が落ち着くであろうこと。
2.鉱業輸出が増えており、以前の電力危機による影響が緩和されているのが明らかになったこと。


つまり、南ア経済の経常収支が今後改善される可能性が高そうです。

このようなファンダの改善、そして利上げ観測などから今週ランドが大きく上げたのは必然だったのではと思います。もちろん、資金の流れがオセアニアから来ただけかもしれませんが、選好される理由があったことは知っておくべきでしょう。

私はビビりながら(笑)7.35 でドルランドをポジりました。チャート的にダブルトップをつけたこと、利上げ期待で投機資金の流入が見込めること、南ア経済の好転の兆しが見える指標が出たこと・・・が理由です。

ただ、経済の先行きに関しては、依然として高いインフレ率は今後の成長の足かせになってくるので、ポジションの大幅な追加はまだ慎重に行きたいとは思っていますが・・・。


ちなみに、SARBのHPにチーフ・エコノミストの声明が載っていました(SARBのリンクは右列下に張ってます)。長いのでまだ見ていませんが、面白そうな内容なら紹介します。インフレに対するSARBの姿勢などが述べられているようですが・・・。

・・・ということで、その内容も気になるという方は是非下のボタンで応援してくださいねー♪(笑)



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