中東在住、新米エコノミストのスワップ派FX
中東在住、某国際機関の新米エコノミストが、スワップ目的で、労力の少ないFX運用を目指します。トレードの状況や、経済統計や指標の解釈、そして通貨の相関分析などに関して書いていきたいと思います。
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豪・RBA議事録公開―今後の豪ドルの行方は?
2008年08月19日 (火) 17:02 | 編集
こんにちは。
相場には休みがないというのはまさにそのとおりで、今週もいろんな重要な指標や情報が出てますね。
本日公開された豪のRBA議事録もその大切なものの1つです。

先日の豪の金利政策は7.25%で据え置きとなりましたが、その時の議事録が本日発表になったので、要点と私の解釈を書いてみたいと思います。

今後の金利政策に関して2点重要なポイントとして明記されていました。
1. インフレは最近は落ち着いてきてはいるものの、インフレターゲットを上回った期間が長く続いたため、今後賃金などに影響が出てくる。そうなった場合、インフレ率を下げるための労力(低金利にしなければいけない期間や金利引き下げの度合いなどでしょうか)が大きくなる。つまり、なるべく早くインフレを引き下げておきたい。このことが今回の金利政策会合では据え置きという決断につながっている。

2.金利政策は既にかなり引き締められており、消費者態度に明確な変化が出ている。価格下落、内需の縮小が見えており、経済成長を促すために、金融緩和がもうすぐ必要になる。

前回に引き続き内需とインフレに対してUncertaintyという言葉は出されていましたが、懸念の対象はインフレよりも内需の方に傾いたようです。

このことから、9月3日発表の第2四半期GDP発表どうでるかがネックになりそうです。ここで弱い数値がでれば利下げが早まることになり、逆に強く出れば利下げの時期が遅れるか利下げ幅が減るかなどになりそうです。

・・・が、9月の金利政策会合は9月2日ですので、GDP発表前に、9月の段階で引き下げはあるのでしょうか?GDPの結果は委員会メンバーには先に知らされるはずなので(たぶん)、それを知らない一般の投資家は9月の会合がどうなるかわかりません。専門家の意見も割れそうですね。

しかし、今回の議事録に面白い表現がありました。

「今や市場は10月までの金利引き下げと2月までのさらなる金利引き下げを十分に織り込んでいる。」

どう思われますか?金利引き下げを市場が織り込んでいるという中央銀行の発言ってなんとなく意味深ですよね。織り込んでいるなら、9月、10月に利下げがあっても、その際2月までにさらなる利下げがあるといわれても、そこからの急落はありません。

中央銀行としては利下げによる急落を避けるために、十分に豪ドルは切り下がったということを事前に示す内容なのでは???と思わせるフレーズでした。

よって、9月の利下げもありですが、9月に利下げがあれば、翌日のGDPは弱く出る。逆に据え置きになれば翌日のGDPは比較的強めに出る・・・・と私は考えています。


ちなみに余談ですが、6月3日にポジった1万豪ドル@100.00円に13,000円以上のスワップがついています。結構なもんですね。豪が90円台で下げ止まると仮定すると、ここから少し下げるとしても豪のスワップは十分に魅力的だと思います。ですので、打診買いで1万@95.00をしてみました。市場心理が3月のように悪化した場合は放出しますが、そうでなければずっと保有する予定です。



前回トルコで日にちを間違えたので発表日が書かれているサイトを参照しておきますねw
豪GDPhttp://www.abs.gov.au/AUSSTATS/abs@.nsf/mf/5206.0


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失業率の発表を受けて、オセアニア通貨の行き先は・・・
2008年08月07日 (木) 21:07 | 編集
こんばんは。
昨日は仕事でばたばたしてしまい、記事を書けませんでした。すみません。

さてさて、そんな間にドル円が109円後半へと大きく上げましたね。とくに材料もない中、ドルキャリーの買い戻しが起こった感じでしょうか。ドルのみが上げてましたね。

今日は昨日の上げの調整といった雰囲気の相場ですかね。

さてさて、本日は、NZと豪の失業率の発表がありました。
結果は
NZが弱め: 失業率が3.9%第1四半期の3.7%よりも増加
豪が強め: 失業率は4.3%で予想通りだが、雇用は前月比10,900人増加


でした。

この結果から、豪が少し買い戻されていますね。
現在、AUD/USDが0.3%プラスです。しかし、弱めの指標がでたNZも、NZD/USDが0.1%プラスぐらいでプラスなので、この上げはどちらかというと昨日のドル急進の調整として考えておいたほうがよさそうですね。


でも、実際、豪経済を考えるとアメリカなんかと比べても全然堅調です。アメリカは失業者数が増えていますが、豪では雇用者が増えていますよね。

ですので、豪ドルが米ドルに対して売られているのは、今後の利下げをまだ織り込んでいないからということでしょうね。米の経済の悪化はすべてもう織り込んでいるのでしょう。次の利上げのタイミングはいつかという期待感で相場が動いています。そう考えると、豪ドルは利下げをある程度織り込んでしまえば、そこが底になります。とりあえず今は豪はまだ下げ余地はあるでしょうが、底値を拾っていきたいと思っています。

逆にNZは実際にGDPがマイナス成長を記録したので、問題はより深刻ですね。3月の段階からそれを織り込みに入っており、クロス円の上げに逆行していたので、そろそろ織り込んだ段階でしょうが、今後さらに悪い指標が出ればまだ一段の下げはありそうです。こちらは、もう少し様子を見ながら次はNZD/USD0.68で買い増しをしたいと思っています。(その場合、ドル円が105円ならNZ円は71円とかなり低くなるので、NZ円は70円台前半まで下がれば買い増しかなーと思います)もっと早めに買い増してもいいんですが、不透明感が強いので、今焦る必要はないかと思っています。


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ここまでは想定内の下げ・・・
2008年07月15日 (火) 20:42 | 編集
こんばんは。
ドル、下げてますね。
先週末に引き金を引いた住宅金融の経営危機ですが、やはり昨日の流動性を確保するというFRBの対策ではいまいち不十分だったようです。

ドル円につられて他のクロス円も下げていますね。

ただ、ユーロドルが1.6を少し上回ったところで、ここまでは誰もが週末予想していたことだと思うので、ここまでの下げは想定内といったところでしょう。(参考記事

問題はここからですね。ここから1.6を突き抜けて、さらに上昇するのかどうか・・・です。
豪ドル・ドル(AUD/USD)は25年来高値を更新しました。

通貨の強さは
円>スイス>豪ドル>NZ>ポンド>ユーロ>ランド>米ドル>トルコ>メキシコ

といった感じで、オセアニアが強いです。今朝書いた記事の通りになってしまいました。
・・・とわかっていれば、昨日のNZD/USDも持ったままにしていたんですが、やはり不透明な部分も多かったので・・・w

NZはインフレ(CPI)が18年間で最悪の水準となり、前期比1.6%上昇、昨年来では4%上昇となりました。
しかし、そのおかげ(?)、早期の利下げ観測が後退し、今月の利下げは見送られるとの観測からNZが買われています。
チャートで見ると短期のトレンドを抜けたようですが、ここからどうなるか・・・。
NZDUSD20080715.gif

NZD/USDはクロス円とは比較的逆相関なので、まぁ必然の動きと言えるでしょうか。(今年に限ってですが)

私のポジションは、CHF/SGDを先週末に仕込んでいたので、それが下げを相殺し、あまり含み益に変化はなしです。Hirose-FX2のほうでは、86.20で以前買ったトルコ円がストップで切れましたが、まだ下がりそうな気配なので、83円で買いなおそうと、指値を入れています。

NTTスマートトレードのランド円も13.70のポジションが同値決済されました。
まぁ今の雰囲気ではまだ買い戻す雰囲気ではないので、利益確定を優先させようと考えています。


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豪州の雇用は堅調。でもクロス円は重そう。
2008年07月10日 (木) 22:16 | 編集
今日は豪州の雇用統計が発表されました。

失業率は予想よりも低い、4.2%
就業者数も先月の25000人減少から一転、29800人の増加となり、豪州経済の堅調な側面が出ましたね。

以前にも何度も書いている通り、豪州の指標は今後も良い数値、悪い数値が出て経済の方向性がわかりにくい状態がしばらく続きそうです。

先日、豪州は利下げはなさそうだと書きましたが、ブルームバーグの報道によると、1年以内に0.25%の利上げがある確率が25%という予想が出てき始めたようです。いちいち指標が出るたびにあれこれ計算ご苦労様です・・・といった感じですねw

これを受けて豪ドルは103円をつけました。
悪ければ100円台で買い増しができるかな?と思っていたのでちょっと残念でした。


しかし、クロス円は少し頭が重そうな気配になってきました。
ランド円も今日また14円をトライしましたが、今のところ跳ね返されていますね。

このあたりがそろそろ限界かなぁ?という気がしないでもないので、CHF/SGDを1.3200で5000追加しました。1.2900で待っていましたが、たぶんこなさそうなので、とりあえ1.3100、1.3000のそれぞれで5000ずつ買い増し予定でこの逆相関のペアを増やしていこうと思います。
CHFSGD20080710.gif


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【保存版】 2008年上半期・クロス円(13通貨)の相関と変動率
2008年07月06日 (日) 19:32 | 編集
こんばんは!
また明日から相場が始まりますね。
スワップ派としては、先週みたいな危なっかしいのではなくて、落ち着いた週になってほしいですね。

さて、私がなんどか紹介している通貨の相関や変動率に関してですが、2008年の上半期(6月30日まで)について計算したので、紹介します。

昨日のランドの分析にもあるように、短い期間で市場のセンチメントによって相関関係が変わってしまう通貨もあり、「今」の流れをとらえるには最新の相関関係を抑えておくと便利だと思います。2008年はこういう流れで後半戦に突入・・・ということで是非使っていただければと思います。

まずは、クロス円相関マトリックスです。すべてクロス円買いのポジションです。
(サムネイルをクリックして大きくしてくださいね)
CorrelMatrix_2008FirstHalf.gif

一見ややこしそうですが、簡単です。
縦軸の通貨と横軸の通貨の交わるところに入っている数値がその二つの通貨の相関係数です。

たとえば、縦軸の上から4番目の米ドルと横軸の左から2番目のユーロの相関は0.36・・・といった具合です。

逆相関の通貨は赤字で、相関が高い通貨(0.80以上)はグリーンでセルを色づけしてあります。

クロス円の主要なすべての通貨の関係が入っているので、便利かと思います。



これじゃぁトレンドがわかりにくいという方は以下も参考にしてください。
次はそれぞれのクロス円通貨はドルに連動して動くのか(ドル派閥)、それともユーロに連動して動くのか(ユーロ派閥)・・・ちょっと気になりますよね。
このグラフを見れば一目瞭然です。

GroupingByCorrelation.gif


右軸はドルに対する相関係数(一番右が1.00なので右にいくほどドルに連動する)。
縦軸はユーロに対する相関係数(一番上が1.00なので上にいくほどユーロに連動する)。
ななめに伸びている緑の線はユーロにもドルにも同じだけ連動しているという基準の線ですので、緑の線より右下にあれば、どちらかというとドルに連動し、左上にあればどちらかというとユーロに連動します。

ユーロ派閥に入る資格は、ユーロに連動するが、ドルにはあまり連動しないもの。
ユーロ、スイス、ノルウェー、豪ドルが入りました。

ドル派閥に入る資格は、ドルに連動するが、ユーロにはあまり連動しないもの。
が入りました。
ドル、ポンド、カナダ、NZ、トルコ、ランド、が入りました。

中立は両方に同じように連動するもの(どちらに連動するかは断定しにくいもの)
シンガポールドルと、意外なことにメキシコもここです。

そして最後、独立アンチユーロとしましたが、アイスランドだけは、ドル派と言うにはドルへの相関は弱く、ユーロとは逆に動くので独立アンチユーロ派です。(笑)


長くなりましたが、最後に変動率(HV)を・・・
HV2008FirstHalf.gif


各派閥ごとにまとめてあります。
やはり高金利通貨は変動率が大きいですね。
高金利通貨にはうまく逆相関のものを組み合わせたポートフォリオが必要だということがわかります。



以上、2008年上半期のクロス円の相関関係と変動率(HV)でした。

もし御要望がありましたら、クロス円以外の通貨でも相関係数とHVの計算はできますので、よかったら気軽に気になる通貨をリクエストしてくださいね。また、私の勝手な分析でよければひとつの通貨にしぼった分析や、一歩進んだポートフォリオのリスク分析もすぐできるので、気軽にコメントに残してくださいね♪


では、2008年後半もがんばりましょう♪


ちょっとは役に立ったと思っていただいた方、ぜひ応援してくださいね~♪(笑)
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最後になりますが、HVや相関係数の計算には為替バカ氏のローリスクで年20%の複利運用! 初心者でもできるFXスワップ運用を使わせていただいております。


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