中東在住、新米エコノミストのスワップ派FX
中東在住、某国際機関の新米エコノミストが、スワップ目的で、労力の少ないFX運用を目指します。トレードの状況や、経済統計や指標の解釈、そして通貨の相関分析などに関して書いていきたいと思います。
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豪・1.00%の大幅利下げ決定
2008年10月07日 (火) 12:49 | 編集
こんにちは。
先ほど発表になりました、豪の政策金利ですが、1.00%引き下げて6.00%となりました。予想が0.5%引き下げの6.50%が中心だったと思いますので、それよりも大きな下げになります。これを受けて豪ドルは急落していますが、昨日の10%を超える大幅な下げにより織り込んでいたのでしょうか?昨日の安値を更新するところまではいっておりません。・・・というか発表前の水準までもどしていますねw

豪中銀によりますと、「異例の」1.00%の利下げは、世界的な景気後退と信用収縮による金融危機の現状では適切な利下げであるとしています。が、同時に、これはあくまで異例での判断であるため、今後このような措置が取られる前例とするものではないとしています。

9月分のインフレがおそらく5%程度であると予測しているのにも関わらず、これほどの大幅な利下げを取るということは、今後景気低迷からインフレの減速が明らかになるということを見越しているためです。予想よりも早いインフレ原則が期待できると声明文には盛り込まれています。原油価格が100ドル以下で推移し、比較的インフレリスクの遠のいた今、各国の優先課題は金融の安定化、そして景気後退に歯止めをかけることとなりそうです。このように大幅利下げが今後も世界各地で予想されると思います。

豪はまだ十分利下げの可能性がありそうです。

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豪・政策金利を0.25%利下げで7.00%へ―声明文の内容は?
2008年09月02日 (火) 17:36 | 編集
こんにちは。
相変わらず今日も下げまくってますね。
オセアニアなんかは2日連続で1.5%以上の下げです。かなりきついですが、まだまだ投げがありそうなので、安易な買い増しには気をつけたいところです。

さて、本日、オーストラリアでは金利政策会合がありました。
結果は事前予想通り、政策金利を0.25%引き下げて7.00%になりました。

ちなみに今年1月1日時点では6.75%の金利だったので、年初より実はまだ高い水準です。

声明の内容ですが、かいつまんで紹介すると:

1. 過去数カ月の高い金利政策により、内需が縮小、クレジットの縮小が現実になった
2. 固定資産投資はまだ強く、高い原油価格によるインフレリスクがまだある
3. 1.と2.の相反する状況から内需とインフレの今後の見通しに関して以前不透明(Uncertain)である。インフレは短期的には高止まりするであろうが、家計の需要がび悩む中、賃金水準が上昇しないという前提で、インフレ圧力は低下してくるだろう。2010年までにインフレは3%以下に下がってくると予測している。

一言で言うと、インフレと景気後退の天秤において、現時点では、インフレの見通しの方が良くなったため、景気後退の対策に比重をシフトし始めた・・・ということです。

しかし、今後の金利政策に関して、特に積極的な利下げに関しては言及していませんでした。


本日の豪ドルですが、問答無用で下げています。
円急騰から、明らかにキャリーの巻き戻しっぽい動きですが、スイスに資金が戻らないことを見ると、3月の急落から、スイスキャリーの割合が減っていたんでしょうね。

オージーとトルコはとうとう、トルコ91円、豪ドル90.30と逆転してしましましたね。

以下はAUD/USDの週足チャートですが、抵抗をすべて突き破って下げているので、0.80まではありそうですね。
AUDUSD_w_20080902.gif

去年の7月が14%の下げ、今回は、高値からすでに16%下げています。今後、セリングクライマックスが出るだろう0.80の下、0.78ぐらいで指しておこうかなーと思っています。もしAUD/USDが0.78まで下げるなら、ドル円が108円としても豪ドル円は84円。・・・ちょっと行きすぎ感はありますが、無きにしも非ずといった感じでしょうか。0.80で止まるなら、ドル円108円の水準では豪ドル円は86.4円。まぁこんなところが昨年7月安値と重なるので妥当でしょうかね。



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豪・RBA議事録公開―今後の豪ドルの行方は?
2008年08月19日 (火) 17:02 | 編集
こんにちは。
相場には休みがないというのはまさにそのとおりで、今週もいろんな重要な指標や情報が出てますね。
本日公開された豪のRBA議事録もその大切なものの1つです。

先日の豪の金利政策は7.25%で据え置きとなりましたが、その時の議事録が本日発表になったので、要点と私の解釈を書いてみたいと思います。

今後の金利政策に関して2点重要なポイントとして明記されていました。
1. インフレは最近は落ち着いてきてはいるものの、インフレターゲットを上回った期間が長く続いたため、今後賃金などに影響が出てくる。そうなった場合、インフレ率を下げるための労力(低金利にしなければいけない期間や金利引き下げの度合いなどでしょうか)が大きくなる。つまり、なるべく早くインフレを引き下げておきたい。このことが今回の金利政策会合では据え置きという決断につながっている。

2.金利政策は既にかなり引き締められており、消費者態度に明確な変化が出ている。価格下落、内需の縮小が見えており、経済成長を促すために、金融緩和がもうすぐ必要になる。

前回に引き続き内需とインフレに対してUncertaintyという言葉は出されていましたが、懸念の対象はインフレよりも内需の方に傾いたようです。

このことから、9月3日発表の第2四半期GDP発表どうでるかがネックになりそうです。ここで弱い数値がでれば利下げが早まることになり、逆に強く出れば利下げの時期が遅れるか利下げ幅が減るかなどになりそうです。

・・・が、9月の金利政策会合は9月2日ですので、GDP発表前に、9月の段階で引き下げはあるのでしょうか?GDPの結果は委員会メンバーには先に知らされるはずなので(たぶん)、それを知らない一般の投資家は9月の会合がどうなるかわかりません。専門家の意見も割れそうですね。

しかし、今回の議事録に面白い表現がありました。

「今や市場は10月までの金利引き下げと2月までのさらなる金利引き下げを十分に織り込んでいる。」

どう思われますか?金利引き下げを市場が織り込んでいるという中央銀行の発言ってなんとなく意味深ですよね。織り込んでいるなら、9月、10月に利下げがあっても、その際2月までにさらなる利下げがあるといわれても、そこからの急落はありません。

中央銀行としては利下げによる急落を避けるために、十分に豪ドルは切り下がったということを事前に示す内容なのでは???と思わせるフレーズでした。

よって、9月の利下げもありですが、9月に利下げがあれば、翌日のGDPは弱く出る。逆に据え置きになれば翌日のGDPは比較的強めに出る・・・・と私は考えています。


ちなみに余談ですが、6月3日にポジった1万豪ドル@100.00円に13,000円以上のスワップがついています。結構なもんですね。豪が90円台で下げ止まると仮定すると、ここから少し下げるとしても豪のスワップは十分に魅力的だと思います。ですので、打診買いで1万@95.00をしてみました。市場心理が3月のように悪化した場合は放出しますが、そうでなければずっと保有する予定です。



前回トルコで日にちを間違えたので発表日が書かれているサイトを参照しておきますねw
豪GDPhttp://www.abs.gov.au/AUSSTATS/abs@.nsf/mf/5206.0


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豪・利下げへ政治的圧力も・・
2008年08月10日 (日) 18:21 | 編集
こんばんは。
今週は日本はお盆休みが始まる週ですね。
ちょっと前から伝えられているとおり、オセアニア通貨は、日本人が買い支えたためにまだ下げ渋っているようです。
・・・ということは、お盆休みの日本の薄商いを狙った、オセアニア崩しがあるかもしれません。この期間はオセアニア通貨には慎重になったほうがいいかもしれませんね。



本日オーストラリアでは、副首相がテレビ出演中に、利下げを強くサポートする発言をしたようです。最近の利上げによって12年間で最も高い水準にある豪の金利のせいで、住宅ローンを組んでいる国民にかなり不満がたまっているとのこと。すでに高かった6%台の金利から利下げを見込んで変動金利で借りてる人が多かったために、今年に入ってからの利上げのために実質月に250豪ドル程度の負担増が強いられているようです。

豪は経済自体はまだ雇用も生産も健全な指標が出ているのですが、住宅市場が崩れてきています。いわゆる先月のまだ強気な姿勢から一転して今月ハト派に回ったのも住宅市場が最大の要因のようですね。今後も住宅市場の指数には特に敏感に反応するのではないでしょうか。

また9月2日の金利政策会合では0.25%以上の利下げをすでにかなりの確率で織り込んできているようで、0.50%利下げをすべきだという声もかなり強くなってきているようです。

これに加えて、政府からの金利政策への圧力がかかると、9月利下げ&さらなる利下げ見通し→豪ドルの軟化がもう少し進みそうですね。




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失業率の発表を受けて、オセアニア通貨の行き先は・・・
2008年08月07日 (木) 21:07 | 編集
こんばんは。
昨日は仕事でばたばたしてしまい、記事を書けませんでした。すみません。

さてさて、そんな間にドル円が109円後半へと大きく上げましたね。とくに材料もない中、ドルキャリーの買い戻しが起こった感じでしょうか。ドルのみが上げてましたね。

今日は昨日の上げの調整といった雰囲気の相場ですかね。

さてさて、本日は、NZと豪の失業率の発表がありました。
結果は
NZが弱め: 失業率が3.9%第1四半期の3.7%よりも増加
豪が強め: 失業率は4.3%で予想通りだが、雇用は前月比10,900人増加


でした。

この結果から、豪が少し買い戻されていますね。
現在、AUD/USDが0.3%プラスです。しかし、弱めの指標がでたNZも、NZD/USDが0.1%プラスぐらいでプラスなので、この上げはどちらかというと昨日のドル急進の調整として考えておいたほうがよさそうですね。


でも、実際、豪経済を考えるとアメリカなんかと比べても全然堅調です。アメリカは失業者数が増えていますが、豪では雇用者が増えていますよね。

ですので、豪ドルが米ドルに対して売られているのは、今後の利下げをまだ織り込んでいないからということでしょうね。米の経済の悪化はすべてもう織り込んでいるのでしょう。次の利上げのタイミングはいつかという期待感で相場が動いています。そう考えると、豪ドルは利下げをある程度織り込んでしまえば、そこが底になります。とりあえず今は豪はまだ下げ余地はあるでしょうが、底値を拾っていきたいと思っています。

逆にNZは実際にGDPがマイナス成長を記録したので、問題はより深刻ですね。3月の段階からそれを織り込みに入っており、クロス円の上げに逆行していたので、そろそろ織り込んだ段階でしょうが、今後さらに悪い指標が出ればまだ一段の下げはありそうです。こちらは、もう少し様子を見ながら次はNZD/USD0.68で買い増しをしたいと思っています。(その場合、ドル円が105円ならNZ円は71円とかなり低くなるので、NZ円は70円台前半まで下がれば買い増しかなーと思います)もっと早めに買い増してもいいんですが、不透明感が強いので、今焦る必要はないかと思っています。


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