中東在住、新米エコノミストのスワップ派FX
中東在住、某国際機関の新米エコノミストが、スワップ目的で、労力の少ないFX運用を目指します。トレードの状況や、経済統計や指標の解釈、そして通貨の相関分析などに関して書いていきたいと思います。
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リスクヘッジには円の「単一通貨リスク」も忘れずに・・・。
2008年07月20日 (日) 20:32 | 編集
こんばんは。
いよいよ夏休み到来の時期ですね。
夏休みは日本よりも欧米諸国ではかなり重要視され、うちの機関でも7月下旬から9月中旬ぐらいまではほとんどの人が夏休みに入ります。
昨年のサブプライムショックの急落はこの8月にありましたが、日本のお盆に限らず、世界市場での薄商いの中、これからしばらくは大きく動く可能性もありそうですね。

さて、今日は特に市場もなく、とりたててネタもないので、またリスクヘッジについて一考察を・・・。


FXのリスクヘッジに関して、一般的に言われてるのは通貨分散ですよね。米ドルのみをもたずに、豪ドル、ユーロ、などなど分散すると通貨固有のリスクを減少させることができます。たとえばトルコ円しかポジションを持っていなければ「トルコ」の固有リスクがあり、たとえばトルコとイラクの国境紛争があれば、トルコリラがすべての通貨に対してうられます。

これは「買う」方の通貨分散ですが、「売る」ほうの通貨分散も実は考えておくべきではないでしょうか?円売りポジションばかりを持つと、実はそこに円の「単一通貨」リスクがあります。

同じくクロス円通貨のみを持っている場合、円の固有リスクがあることを忘れてはならないと思います。ドルが弱くなる・・・というリスクももちろんありますが、「円が意味不明にめちゃくちゃ強くなった」場合、問答無用で全クロス円通貨が下げます。これは他の要因じゃなくて日本の要因ですよね。ですのでリスクヘッジには円売りポジションのみではなく、ドル売りなどを含めて、「売り通貨」分散をしておくと、よりリスクが分散されるのではないでしょうか?


私のお勧めは160もの通貨ペアを取引できて、通貨分散に強い以下のような、SAXO系業者でしょうか。
アストマックスFX
121証券
Hirose Trader

この用に、どの通貨をどれだけ持っているか、「ネット持高」を表示してくれるのでわかりやすいです。
NetPosition.gif



為替は常に通貨の相対関係なので、いろいろなベクトルのポジションを持つことがリスク分散になるということですね。


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下落に備える・・・リスクヘッジのススメ
2008年07月13日 (日) 17:18 | 編集
先週末はユーロドルが1.593と、1.600の大台に向けてかなり動きました。
ユーロドルが上がればドルは下がり、ドル円も下がります。ドル円が下がればクロス円も連れ安になります。

ですので、ユーロドルの今後の展開によっては、クロス円の暴落という事態があるかもしれません。

ユーロドルが1.6を突破することはないだろうと高をくくってしまうのも、突破してから考えるのも策ですが、私のようなビビりの投資家は今のうちに、下落に備えるべきだと考えています。

ではどうやって下落に備えるか?

クロス円が下落して問題なのは差損がでることです。
ですので、対策としては、
(1) 利益があるうちに決済して利益確定
(2) ストップを入れておいて、刺さらないことを願いながら相場を見る
(3) ショートして積極的に下げ相場で利益を狙う
(4) 逆相関のペアを購入してヘッジしておく


の4つがあるかと思います。(他の対策を取られている方もいらっしゃるかもしれませんが)

(1)や(2)は単純明快な対処法ですね。ただ、決済してしまうとスワップ派として、長期にポジションを持ちたい場合や、今持っているポジションがすごくよくて、決済したくない場合には躊躇してしまいます。

(3)の対処法は、デイトレーダーにはよさそうですが、スワップ派の人にとっては、マイナススワップが問題ですね。

ですので、私は(4)の逆相関ペアを持つことにしています。逆相関ペアとは、クロス円が上がれば下がり、下がれば上がるという、とりあえず逆の動きをするものです。私はスイスフランをポートフォリオに組み入れて、普段から下げに備えるようにしています。なぜか?スイスは他の高金利のクロス円とほぼ逆の動きをします。トルコやランドが売られるとき、買われているのは円かスイスです。(関連記事→【保存版】 2008年上半期・クロス円(13通貨)の相関と変動率

私はスイスフランをシンガポールドルに対して持っています(CHF/SGD)。スイス・ドルのポジションはドルの下落に対するヘッジとしては最適ですが、若干マイナススワップなので、スワップはとして長期のポートフォリオに組み入れるのはちょっと・・・といった感じです。

スイス・シンガポールは10000通貨あたりのスワップが35円(7月9日)と、これを持っておけば、スワップももらえるし、下げ相場でも他の通貨の損失を相殺してくれます。

ちなみに、チャートで見てるとドルスイスよりも前回高値までの上昇余地が大きいですね。

スイスドル日足
CHFUSD20080713.gif


スイスシンガポール日足
CHFSGD20080713.gif


今のところ、私のポートフォリオの中では、トルコリラやランドの動きと反対に動いてくれ、しっかりと差益差損を安定させてくれる働きをしています。(関連記事→スワップ用ポジション公開(7月12日)
スイスドルはいろいろなFX業者さんで扱っていると思いますが、スイスシンガポールはSaxo系だけでしょうか?以下のSaxo系で口座を開いておいて万が一に備えておけばいいかもしれません。
アストマックスFX
121証券
Hirose Trader

さて、今週の相場はどうなることでしょうか。
ダウ11000割れ、ユーロドルが1.600超えが現実になれば、本格的な下落相場が始まるかもしれません。ないことを望みますが、頭の隅に入れておくのとおかないのでは、いざという時に大きな違いがあると思います。


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【保存版】 2008年上半期・クロス円(13通貨)の相関と変動率
2008年07月06日 (日) 19:32 | 編集
こんばんは!
また明日から相場が始まりますね。
スワップ派としては、先週みたいな危なっかしいのではなくて、落ち着いた週になってほしいですね。

さて、私がなんどか紹介している通貨の相関や変動率に関してですが、2008年の上半期(6月30日まで)について計算したので、紹介します。

昨日のランドの分析にもあるように、短い期間で市場のセンチメントによって相関関係が変わってしまう通貨もあり、「今」の流れをとらえるには最新の相関関係を抑えておくと便利だと思います。2008年はこういう流れで後半戦に突入・・・ということで是非使っていただければと思います。

まずは、クロス円相関マトリックスです。すべてクロス円買いのポジションです。
(サムネイルをクリックして大きくしてくださいね)
CorrelMatrix_2008FirstHalf.gif

一見ややこしそうですが、簡単です。
縦軸の通貨と横軸の通貨の交わるところに入っている数値がその二つの通貨の相関係数です。

たとえば、縦軸の上から4番目の米ドルと横軸の左から2番目のユーロの相関は0.36・・・といった具合です。

逆相関の通貨は赤字で、相関が高い通貨(0.80以上)はグリーンでセルを色づけしてあります。

クロス円の主要なすべての通貨の関係が入っているので、便利かと思います。



これじゃぁトレンドがわかりにくいという方は以下も参考にしてください。
次はそれぞれのクロス円通貨はドルに連動して動くのか(ドル派閥)、それともユーロに連動して動くのか(ユーロ派閥)・・・ちょっと気になりますよね。
このグラフを見れば一目瞭然です。

GroupingByCorrelation.gif


右軸はドルに対する相関係数(一番右が1.00なので右にいくほどドルに連動する)。
縦軸はユーロに対する相関係数(一番上が1.00なので上にいくほどユーロに連動する)。
ななめに伸びている緑の線はユーロにもドルにも同じだけ連動しているという基準の線ですので、緑の線より右下にあれば、どちらかというとドルに連動し、左上にあればどちらかというとユーロに連動します。

ユーロ派閥に入る資格は、ユーロに連動するが、ドルにはあまり連動しないもの。
ユーロ、スイス、ノルウェー、豪ドルが入りました。

ドル派閥に入る資格は、ドルに連動するが、ユーロにはあまり連動しないもの。
が入りました。
ドル、ポンド、カナダ、NZ、トルコ、ランド、が入りました。

中立は両方に同じように連動するもの(どちらに連動するかは断定しにくいもの)
シンガポールドルと、意外なことにメキシコもここです。

そして最後、独立アンチユーロとしましたが、アイスランドだけは、ドル派と言うにはドルへの相関は弱く、ユーロとは逆に動くので独立アンチユーロ派です。(笑)


長くなりましたが、最後に変動率(HV)を・・・
HV2008FirstHalf.gif


各派閥ごとにまとめてあります。
やはり高金利通貨は変動率が大きいですね。
高金利通貨にはうまく逆相関のものを組み合わせたポートフォリオが必要だということがわかります。



以上、2008年上半期のクロス円の相関関係と変動率(HV)でした。

もし御要望がありましたら、クロス円以外の通貨でも相関係数とHVの計算はできますので、よかったら気軽に気になる通貨をリクエストしてくださいね。また、私の勝手な分析でよければひとつの通貨にしぼった分析や、一歩進んだポートフォリオのリスク分析もすぐできるので、気軽にコメントに残してくださいね♪


では、2008年後半もがんばりましょう♪


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最後になりますが、HVや相関係数の計算には為替バカ氏のローリスクで年20%の複利運用! 初心者でもできるFXスワップ運用を使わせていただいております。


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攻めのスワップ派・守りのスワップ派 ―低レバレッジに関して考える―
2008年06月01日 (日) 18:23 | 編集
先週、クロス円が上昇し、ポートフォリオ全体に含み益が出てきております。
ちょっと余裕があるうちに今後どうやって舵取りをしていくか考えておかないと結局あとで、こうしておけばよかった・・・なんて思ったりするものなので、ちょっと今後の考えも含めてスワップ派の戦略について書きたいと思います。

スワップ派の定石として低レバレッジの考え方があります。スワップ派でやる以上はレートが大きく下がってもロスカットされないために2倍とか3倍で運用するのが基本だということです。

もし豪ドルの現在のレートを100円で考え、2倍で運用すると50万円で1万ドル運用できます。もちろん業者によってロスカットの基準は違いますが、簡単化して考えると50円下がって50円を下回ればロスカットされてしまうことになります。豪ドルの過去10年の最安値が56円(2000年、2001年)なので、ほぼ間違いなく安全圏です。

安全重視のスワップ派の定石です。計算も単純明快ですね。しかし、あまり低レバレッジだとなんとなくFXの最大のメリットでもあるレバレッジを有効利用しきれていないような気がします。ですので、どちらかというと守りのスワップ派といえるでしょうか。

ではここにポートフォリオの分散の考えを入れて、考えてみます。

豪ドルの2005年1月1日から2007年12月31日までの3年間の変動率(HV)は8.6%でした。1日のスワップを175円で計算し、Value at Risk(VaR)を考えると99%の確率で年間損失は200,000円以下に限定され、スワップ益の64,000円を含めると最大損失はおよそ136,000円ということになります。2倍のレバレッジでは余裕の範囲です。

しかし、これに加え、3月の暴落にも強かったスイスフランを使ったCHF/SGDという豪ドルとの相関係数がマイナス0.65という、ほぼ反対に近い値動きをするものと組み合わせることにします。このペアはプラススワップで1日45円程度つきます。これを1万通貨買うとCHFの対円レートが101円なので1倍で買うと101万円の資金が必要になります。この二つのペアを持つと45円+175円で220円のスワップになります。

ここで、レバレッジを先ほどの2倍ではなく4倍にして考えてみます。すると豪ドルは25万円の証拠金、スイスフランも25万円(程度)の証拠金で同じ50万円の証拠金になります。ではリスクはどうなるでしょうか?単純に考えるとレバレッジを倍にすればリスクも倍ですが、実際には違います。逆相関の通貨を組み合わせることにより、今回、変動率(HV)は豪ドルのみの8.6%よりさらに低い3.3%になりました。そして、Value at Riskでの最大損失額は153,000円と豪ドルのみの200,000よりも小さくなり、スワップが増えたため、スワップを含めた最終損失額は73,000円程度と136,000円の半分近くになりました。

portfolio.jpg


ですので、同じ50万円を証拠金として使う場合、単一通貨を低レバレッジで運用する場合よりも、逆相関にあるペアをポートフォリオに含め、たとえ豪ドルが下がってもスイスフランが上がるため相殺されるようにうまく組み合わせた攻めのスワップ派も有効なのではと考えます。


注意としては、HVは過去の動きに基づいて計算されるのでかならずしもそのように将来動くという保証がないことです。2007年のみのこの二つのペアの相関係数はマイナス0.01でした。つまりほとんど関係のない動きをしていたということで、必ずしも豪ドルの下げをスイスフランが相殺してくれたわけではありません。HVは6.4%で最大損失の計算も200,000円程度でした。

ちなみに2008年の5月末までの相関係数はまたマイナス0.63と同じような関係になっています。


現在私のポートフォリオではいろいろなペアを組み合わせ6%程度の高めのレバレッジで運用しています。ただポートフォリオ全体のHVが6.5%とまだ高めなので、今後、例に上げたCHF/SGDやEUR/USDなど、違う値動きのするペアから増やしていきたいと思っています。あんまりごちゃごちゃいろんなペアを入れると何がどう動くかわからないので、ある程度は絞らないといけないですが。

今回の計算は為替ばか氏のローリスクで年20%の複利運用! 初心者でもできるFXスワップ運用を参考に計算させていただきました。


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まだ反発には早い?でも試しにスイスを買ってみた。
2008年03月06日 (木) 20:56 | 編集
昨日は大きく反発して、クロス円はすべて今週のレンジを上抜けましたね。
こうやって上に向かうとこないだの損切りは早まったか?と思ってしまうのですが、結局またもとの水準に戻ってきています。
まだあわてる必要は全然なさそうです。

長期で買うつもりであれば短期的な流れで買い急ぐと、目先の変動で一喜一憂し、無駄なポジションや損切りをしてしまいそうです。

ドル円ではまだ日足はもちろん、8時間足でも25本平均線が下向きですので、それがまずは8時間足で横向きになるまではまだ待とうと思っています。日足で横向きになったときにまだ下のほうに値段があればその時かなぁと思っているのですが、ちょっと遅いかも・・・。

昨日はISM非製造業の指標で一気に上に向かったのでポン円5枚でスキャルしてみました。206円までの40銭をとったのにそのあと207円以上に上昇し悔しかったので、そのあと207.30で同じだけ戻りを売ったら、207.70まで上昇して同じだけ損切りして終わってしまいました。悔しいことにそこが高値だったんですね。ストップの付け方とかがやっぱりへたくそなので、デイトレには向かないようです(苦笑)。

そんな中、ちょっと試しにCHFを買ってみました。といっても、CHF/SGDです。SGDは地理的要因からもオセアニアに連動していると思うのですが、スイスよりも金利が低いため、プラススワップです(1万通貨で35円)。じゃぁAUD/CHFの買いとCHF/SGDの買いを入れれば両方プラススワップでしかも、反対に動くのでヘッジになるかな?と・・・。前回CHF/TRYが思いっきり上昇して、やっぱりスイスは下げ相場に強い!と実感したことと、先日のGDPの指標がよかったことが理由です。まぁCHF/TRYで思いっきりやられたのが悔しかったのもありますがw

この二つのペアの相関係数は-0.51と、確かに逆相関です。ということでとりあえずCHFの試し買いをして、次AUDが下がればSGDに対して買ってみようと思っています。とりあえずしばらく値動きを追ってみたいと思います。ちなみに今現在の二つの通貨の動きはCHF/SGDがプラス0.24%、AUD/SGDがマイナス0.36%と反対の動きをしていて、買ったCHFは少しだけプラスになっています。

ランドのPPIはやはり高かったようですね。金利は上がるかもしれませんが、経済政策はアメリカ同様、かじ取りが難しい段階に来ているようです。

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