中東在住、新米エコノミストのスワップ派FX
中東在住、某国際機関の新米エコノミストが、スワップ目的で、労力の少ないFX運用を目指します。トレードの状況や、経済統計や指標の解釈、そして通貨の相関分析などに関して書いていきたいと思います。
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今日は小康状態だが、問題は週後半・・・
2008年10月13日 (月) 21:46 | 編集
こんばんは。G7後は失望の声が多かったようですが、ふたを開けてみれば今週は結構な上げで始まりました。香港株は10%ほどあげており、ジェットコースター顕在です。

材料的には、豪州をはじめヨーロッパ各国が預金保護を打ち出したこと、そして、中央銀行が協調して市場にドルを供給するという発表をしたことが市場の安心感につながり株の買いにつながっているようですが、先週の下げを考えると、今日の反発は自力反発の程度で、ここから上げる力があるかどうかは疑問です。どちらかというと戻り売りのポイントではという雰囲気です・・。

・・・というのも、これらの対応は小手先の材料に過ぎず、本質は米の金融機関の決算でしょう。証券会社や銀行が倒産していることが、現在の金融危機の引き金となっているので、市場の関心は金融機関の決算内容がどうなっているのか、本当に倒産寸前なのか、それとも大丈夫そうなのか・・・という点です。ここ数カ月で株が暴落していることから、かなりの追加評価損がありそうで、ふたをあけるまではわかりません。

予定では、
15日JPモルガン、ウェルズ・ファーゴ
16日シティバンク、メリルリンチ、NYメロン

といったところでしょうか。(モーニングスターより)

また、
17日(金)は住宅着工件数があり、これがまた怖いところですね。

ということで、今週は後半にかけてジェットコースターが加速しそうです。このタイミングにかけてアメリカ政府やFRBが手を打ってくることも考えられますね。とりあえず欧州はすでにG7後にアクションを示しているので、残るは米国のみ・・・という状態ですので、今週決算、そして対応策次第で今が当面の底打ちとなるかどうかがわかれるところです。


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マクロ経済的にはドル急落への外堀が埋まりつつある・・・
2008年10月12日 (日) 17:49 | 編集
こんばんは。
市場の注目度の高かったG7も終わり、望むとも望まぬとも明日はまた市場が開きます。個人的には、先週かなり大きく下げたので、超短期的にはある程度の買いが入ってきて反発まではなくとも下げ渋りになるのでは!?と思っているのですが、他の方々のブログを見ていると、失望売りを予測する声が多いですね。今週は銀行の決算発表があるはずなので、そちらの注目が高く、週明けはぼちぼち、週半ばから、決算に反応して動く・・・という形かなーと思います。でも、月曜日は東京もNYも休日なので、薄商いを狙われて為替は大きな動きになるかもしれませんね。

さて、今回の帰国した際に、空港で週刊ダイヤモンドと東洋経済を買って帰り、飛行機の中で読んでいたのですが、両方ともかなり大きな世界経済に関する特集が組まれておりました。

為替に関して個人的に役に立ったと思う記事を一つピックアップすると、週刊 ダイヤモンド 2008年 10/11号 の方に、ドル急落の可能性・・・という記事がありました。これはマクロ的な視点からドルの動きを見た小さな記事でしたが、今回の暴落に際して、国際的なマネーがどう動いたかを考える上で、うまくまとまっていたのではと思います。

8月以降、軒並み3月安値を克服しそれまでの高値をうかがう位置にいた欧州、オセアニア、そして新興国通貨ですが、商品市場の下落と株安につれ、暴落しました。対照的にそれらの通貨に対して買われたのがドル。恐慌の発端である米国で売られるべき通貨と考えていたドルが買われたのは、商品・株などでの損失を手当てするために海外から資金を引き揚げ、ドルが買われたということでした。今なおその傾向は続いており、FXで金利を見てもドル金利が非常に高くなっていることから、ドルのプレミアムが上がっていることがわかります。

しかし、ドル資金への回帰はいつか終わるもの。米国の投資家たちがドルへの引き上げが終了すると、ドルへの引き揚げに隠れて見えなかった「ドルからの引き揚げ」が顕著になり、ドルが急落する可能性があるということです。

実際、マクロ経済的にもドル急落の外堀が埋まってきており、公的資金を注入するとしたところで、70兆円規模もの公的資金は米国財政を圧迫。過去最高を更新し続けている財政赤字はさらに悪化。赤字国債の発行により、長期金利の上昇。金利上昇により景気のさらなる悪化・・・というのがサイクルとして見え始めています。失業率は急増中、住宅バブルは崩壊途中、そして財政赤字の悪化は国の信用力を落とし、中東のペッグ制解除などの報道をきっかけにドル急落・・・なんてこともあり得ない話ではなさそうです。

ドルで給料をもらっている身としてはたまったもんじゃありませんが、こういう経済環境であることを踏まえ、今は積極的なリターンを狙うより、リスクヘッジをうまくしていきたいと思っています。ちなみに、国際的な資金の流れを考えると、ドルへの高いプレミアムが落ちた時、つまり、ドルのスワップが通常程度に落ち着いた時は、ドルから資金が逃げ始めるサインかもしれません。

相場に関しては、プロでない以上、トータルで勝てばいいわけで、今無理に勝つ必要はありません。あせらずに行きたいですね。



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長期ポジション取りは早計。まずは底値確認を・・・
2008年10月11日 (土) 00:52 | 編集
こんばんは。水曜日に日本を離れ、24時間かけて任地へもどってまいりました。
本日ネットにつないでびっくり。
ひとつは日経平均の10%もの暴落、そしてひとつは巨人のリーグ優勝決定でした・・・
大阪人である私はダブルのショックでしたが、巨人ファンの方々にとってはそのニュースで株価暴落の痛みも少し和らいだのでしょうか?

しかし、それにしても日経平均が1週間で2000円ほど下げるのは初めて見ました。欧州も軒並み10%の下げを記録しており、これがセリングクライマックスか!?と言いたくなるような状況ではあります。しかし、状況はそうであっても、要素的にはまだ底打ちの要素がないために、まだ下があると思っています。

チャートの勉強をするといくつか底値を確認するサインがあるわけですが、底打ちパターンとしては、V字、U字、W字、三尊があります。V字はその名の通り、ローソク足の長い下髭を出し、そのまま回復するパターンで、3月の底値は日足でのV字回復のパターンだったと思います。U字は逆に長い底練りの時期があり、ゆっくりと移動平均が上向いてくるパターンです。W字は2番底を確認するかたち、三尊は底値を3度確認する形です。

他にもチャートパターンにはいろいろありますが、言いたいことは、V字回復だけが底打ちのパターンではないということです。つまり、長期的に急反発が見込める材料が出ない限りはこのような中期、および長期的なトレンド崩壊の場合はよくてW字、悪ければ三尊やU字という形で、底練りの期間が長くなってくると思います。今回の場合、株価は3月の安値を更新していますので、底打ちがまだ見えていません。値ごろ感ではかなり買いたいところですが、まだ焦る必要はありません。為替はドル円のみにおいてはまだ3月安値まできておりませんが、その他のクロス円は抜けきっており、週足での2番底(W底)形成に失敗していると見てよいと思います。よって、中・長期のトレンドにおいては、底値がまだ見えておらず、今買い増しは早計かと思います。

ただ、今週末のG7次第では急反発する可能性があり、ダウが現在5%下げているところから、一気にプラ転して終わるなど、違う動きで終われば月曜のギャップアップもありかと思います。その場合は、引け前に超短期の反発を狙ったロングもありかなと思いますが、リスクも大きいですね。

とにかくしばらくは長期ポジションを取るのは早計かと思っています。

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2週連続ブラックマンデー!?
2008年10月06日 (月) 22:51 | 編集
こんばんは。
先週の月曜に引き続き、今日もかなりひどい相場になっています。
先週末に金融救済法案が通ったところでこれなので、期待がはがれたということでしょうか。

NYダウは寄り付き急落で2%以上の下げ。ブラジルは寄り付き直後に10%急落で現在売買停止になっています。株式市場が10%急落とは恐ろしいです。。。

米ドル円が5月来の102円台に突入し、ここを抜けてしまえばいよいよ本格的な円高相場になりそうです。ユーロは140円を切り、オージーも70円台半ば、ポンドも180円を切るところまで落ちてきており、相場が完全に崩れてしまっていますね。

また高金利のトルコ、ランドも今日はともに円に対して6%強の下げとなっており、これまで比較的底堅かったトルコもドルに対して1.36と、3月の暴落したときの水準を抜けており、ここから投げが加速しそうな気配です。

ついついポジションをとってみたくなる水準ではありますが、ここは日足ではなくて、週足、もしくは月足でのトレンドを見るように心がけたいところです。かなり下げていますが、まだまだ底は深そうです。


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ブラックマンデー再来?1987年と比較。
2008年09月30日 (火) 10:41 | 編集
おはようございます。
今朝おきてニュースを見てびっくり。アメリカの公的資金を注入するという法案が議会で否決され、NYは暴落しておりました。直近の数日の雰囲気からなんだかんだいって可決されるのだろうと思っていたので正直びっくりでした。

ニューヨークダウは777ドル下げで史上最大の下げ幅になってしまったようです。また金融関連株の指標であるS&Pは1987年のブラックマンデー以来で最大の下げ率でした(8.81%)。

このニュースで振り回されてはいけないのが、史上最大の下げ幅といっても、史上最大の下落率ではないということです。下落率は6.98%は下げ幅では最大であってもそれは、NYダウが11000ドル台と高いため、変動幅が大きくなっているだけで、1987年のブラックマンデー時には下げ幅は500ドルでも、下げ率に直すと22%も一日で下落したわけです。

YahooFinanceからのデータを見てみると
10/16(金) 2246.73
10/19(月) 1738.74 ←ブラックマンデー (22.6%下落)
10/20(火) 1841.01 (5.9%上昇)
10/21(水) 2027.85 (10.1%上昇)
10/22(木) 1950.43 (3.8%下落)
10/23(金) 1950.76 (前日比ほぼ変わらず)

となっており、翌日は5.9%、さらにその次は10.1%上昇しております。
当時強かった日本市場においては翌日13%もリバウンドしたという経験があります。

これがそのまま今回に当てはまるとは限りませんが、今夜のリバウンドはあるかもしれません。しかし、本当の金融危機であれば、7%程度の下げはパニック売りの中では小粒なのかもしれませんので、今後まだ下げ余地がありそうです。

今回の下落が危惧しているのは一過性のものではなく、実体経済に影響を及ぼすもの。すでに大手銀行の破綻、救済合併が連日のように行われています。また、政治的な不透明感も強そうですね。選挙直前で今後どうなるかという方向性が見えにくいことも市場不安に拍車をかけている気がします。

また、為替においては、救済が決まったところで財政赤字がすでに大きい米国では、中・長期的にはマイナス要因になりうると思います。どちらに転んでも為替にとっては厳しい状況はしばらく続きそうですね。


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