中東在住、新米エコノミストのスワップ派FX
中東在住、某国際機関の新米エコノミストが、スワップ目的で、労力の少ないFX運用を目指します。トレードの状況や、経済統計や指標の解釈、そして通貨の相関分析などに関して書いていきたいと思います。
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米はスタグフレーションの入り口か―住宅建設とインフレ
2008年08月20日 (水) 20:33 | 編集
こんばんは。
今日は特に指標もなくてゆっくりとした感じでしょうか。

昨晩発表された米の指標はかなり米景気の後退を裏付ける形となりました。
住宅着工件数が965,000(予想960,000)
建設許可件数が937,000(予想970,000)
となり、予想はされていたもの、先月より大幅に下落しました。

また同時に発表となった生産者物価指数は
年率1.2%(予想0.6%)上昇となり、食品・燃料を除外したコア指数も0.7%(予想0.2%)と高くでました。

これを受けて、FRBは今後かなり難しいかじ取りを強いられることになりそうです。

インフレが高いので金利を上げてインフレを抑えたいが、金利を上げると今後ますます景気が冷え込みます。

景気後退懸念が強い中、今金利を上げればどうなるでしょうか?
ますます内需が縮小するのに加え、当然人々の不満が高まります。
ですので、政治的観点から考えても、大統領選挙もあり今の段階では利上げは非常に難しそうです。

7月分はかなり低い数値がでましたが、6月分の住宅着工で大きな数値が出ていました。そこで景気回復の強さを印象付けたわけですが、実は7月1日からNY市で住宅建設の法改正が施行され、その前の駆け込み需要があっただけだということです。つまり先月分の駆け込み需要のせいで6月分は高く出て、7月分は低く出たということですね。と考えるとその平均が地力ということでしょう。(いたずらに今回の数値だけでひどい数値が出た!というのは少しやりすぎだと思います)先月が106.6万件でしたので(詳しくは8/18の記事参照)、平均は101.55万件。今年に入ってずっと同じ100万前後ということです。

この数値でもう少しドルが売られるかと思いましたが、そうでもないみたいですね。他の通貨も買えないということでしょう。

ただ、先日まで超悲観的だったNZのスタグフレーション懸念と同様、米もスタグフレーションの入り口にいる雰囲気です。財政赤字も悪化していて、今の段階で積極的にドルを買う理由は見当たりません。数日前の記事で相場の転換期か?と書きましたが、そこまでの力はなかったものの、このままどんどんドルが独歩高になるという雰囲気もなくなったと思います。ちょっとした拍子のドルの急落には気をつけたいと思っています。


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コメント
この記事へのコメント
いやー本当に昨日の指標は
ありがたかったですw
しかし・・・米ドルはあまり
変化無いくせに他はガンガンさげて
あれれ?ってなってましたが
午前中にちょっとさげてくれたんで
ちょっと安心ってかんじです
米クンは一人で遊ばないでほしいw
2008/08/20(水) 21:19 | URL | がく #-[編集]
リンすけさん、こんばんは^^

米経済、難しい所に来ていますね~
ここまできたらもう少しドル売りポジションも持ちたいですねぇ?
いくつか、狙っている戦略があるのですがドル売りも期待の一つですよね^^

応援ぽちっ♪
2008/08/20(水) 21:42 | URL | 魚屋 #-[編集]
がくさん>
また難しい動きになってしまってますね。今日になってドルは下がりましたが、ユーロはドルに対して反発したもののオージーは下げてます(苦笑)
2008/08/21(木) 21:46 | URL | リンすけ@中東 #-[編集]
魚屋さん>
ドル、本当に急落してしまいましたね。おかげでクロス円が急落です。ちょっと読みにくい雰囲気の下げ方なのでとりあえずは静観しておこうかなーと思っていますが。。。
2008/08/21(木) 21:50 | URL | リンすけ@中東 #-[編集]
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