中東在住、新米エコノミストのスワップ派FX
中東在住、某国際機関の新米エコノミストが、スワップ目的で、労力の少ないFX運用を目指します。トレードの状況や、経済統計や指標の解釈、そして通貨の相関分析などに関して書いていきたいと思います。
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南ア、経常赤字拡大―四半期統計を読む
2008年06月20日 (金) 18:10 | 編集
昨日の南アフリカランドは欧州時間まではドルに対して弱くなり、8.06まで上げていましたが、アメリカ時間では買い戻され、7.9ドル台まで戻しています。

最初のランド安の現象は、第一四半期の南アフリカの経常赤字が26年ぶりの水準である、GDP比で9%まで拡大したことにあるようです。

昨年の第4四半期の経常赤字がGDP比で7.5%であったことから急拡大したことがうかがわれますね。

その一番の理由としては、2005年の第1四半期から8四半期連続で続いていた、南アへの投資資金の流入が止まり、流出に転じたことでした。ランドを購入していた人は皆経験したことですが、1月以降の大幅なランド安はこの投資資金の引上げの結果ですね。2007年の第4四半期に差引29億ランドの流入があったのが、2008年の第1四半期は差引191億ランドの流出があったようです。

この結果ランド安になったことが、さらに原油の輸入コスト上昇に拍車をかけ、さらなる経常赤字拡大につながったようです。貿易赤字そのものは260億ランドから610億ランドに拡大しています。本来、通貨安は輸出拡大に動くはずなので、原油高の影響が直撃した形でしょうか。

政府の予想によると南アの経常赤字は今年は7.3%、2009年には7.9%、2010年には8%となっていることから、今年後半に大きな変化がなければ、赤字の拡大は政府予測よりも加速することになりそうです。

政府としては、インフレ対策を考えてもランドを強くしたいと考えていることでしょうが、投資資金をうまく呼び戻すことがランド高につながるため、投資資金を呼び込めるようなマクロ経済環境の整備が迫られそうです。最優先は電力供給の安定と鉱工業生産の安定でしょうか。

昨日の後半のランド高は金価格の上昇に連動という説明をみましたが、なんとなく後付けの説明っぽいですね。先週のドルの独歩高に対する揺れ戻しで8.17まで行ったドルランドの買い戻しが起こっただけなのでは?と個人的には思います。私の8.2と8.25のドルランド売りの指値にはささってくれませんでした(苦笑)。

昨年来、ランドと金価格の連動はかなり薄れています。週末にでも記事にしようと思っていますが・・・。



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コメント
この記事へのコメント
今Wカップのためにスタジアムを
作ってますが全然資金が足りてなくて
危険な状態らしぃですがそのあたりは
どう影響がでてくるか気になるところ
ですねぇ|∀・)
2008/06/20(金) 20:45 | URL | がく #HfMzn2gY[編集]
がくさん>
そうなんですねー。まぁ国の威信にかけてWカップの成功には全力を挙げてくると思いますけど、大変そうですね。
最近はセメント価格とかもかなり上昇しているようで建設セクターもかなり圧迫されていると聞きましたし・・・。
2008/06/20(金) 21:32 | URL | リンすけ@中東 #-[編集]
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