2008年09月20日 (土) 21:33 | 編集
こんばんは。
今週もすごい週になってしまいましたね。リーマン・ブラザーズの破綻のニュースから始まった一週間は世界の中央銀行の協調介入や数千億ドル(数十兆円)規模の公的資金投入という米政府の対応を受けて、急反発して終えました。この展開を受けて、株式市場も週の前半は一日5%以上の下落があったのに、逆に週後半は5%以上の反発をしていました。
来週はどうなるのでしょうか?雰囲気的にはNYダウが大幅反発しているので、月曜日もあげてスタートしそうですが、為替に関して言えば、ドルが108円直前と、かなり戻してきています。米景気のファンダメンタルが揺らいでいる・・・という基本条件が3月以降の上げ相場とは変わってきていますので、110円を試す展開にはなりにくいのでは・・・と思います。よくてレンジ相場に移行かなーと思っていますが、この週の市場のモメンタムを見てると思惑でかなり動くので上にも下にも油断は禁物のようです。

さて、公開している本日時点でのHirose Trader
のスワップ口座です。

先週からまったく変化はありません。CHF/SGDが反発してきていますね。EUR/USDが1.40で下げ止まったことから欧州通貨が全体的に堅調推移をしています。そして今週は比較的ドルよりも欧州通貨の戻しの方が大きかったので、SGDに対しても戻してきています。
来週もどうなるか油断はできませんが、中途半端な位置でのポジション取りには気をつけたいと思います。豪ドル80円台とかNZ67円台とかの今週の下値あたりではちょっと買ってみようかと思っていますが、来週またこれらの値段をつけるかというとないかもしれませんね。ゆっくり行くことにします。
ちなみに公開していない保有通貨のUSD/ZARが最大瞬間風速の8.37ですべてストップを食らいました(逆指値は8.35でしたがスリップされました)。で、今は7.9。勘弁してくれ!って言いたいです。(涙)
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今週もすごい週になってしまいましたね。リーマン・ブラザーズの破綻のニュースから始まった一週間は世界の中央銀行の協調介入や数千億ドル(数十兆円)規模の公的資金投入という米政府の対応を受けて、急反発して終えました。この展開を受けて、株式市場も週の前半は一日5%以上の下落があったのに、逆に週後半は5%以上の反発をしていました。
来週はどうなるのでしょうか?雰囲気的にはNYダウが大幅反発しているので、月曜日もあげてスタートしそうですが、為替に関して言えば、ドルが108円直前と、かなり戻してきています。米景気のファンダメンタルが揺らいでいる・・・という基本条件が3月以降の上げ相場とは変わってきていますので、110円を試す展開にはなりにくいのでは・・・と思います。よくてレンジ相場に移行かなーと思っていますが、この週の市場のモメンタムを見てると思惑でかなり動くので上にも下にも油断は禁物のようです。

さて、公開している本日時点でのHirose Trader

先週からまったく変化はありません。CHF/SGDが反発してきていますね。EUR/USDが1.40で下げ止まったことから欧州通貨が全体的に堅調推移をしています。そして今週は比較的ドルよりも欧州通貨の戻しの方が大きかったので、SGDに対しても戻してきています。
来週もどうなるか油断はできませんが、中途半端な位置でのポジション取りには気をつけたいと思います。豪ドル80円台とかNZ67円台とかの今週の下値あたりではちょっと買ってみようかと思っていますが、来週またこれらの値段をつけるかというとないかもしれませんね。ゆっくり行くことにします。
ちなみに公開していない保有通貨のUSD/ZARが最大瞬間風速の8.37ですべてストップを食らいました(逆指値は8.35でしたがスリップされました)。で、今は7.9。勘弁してくれ!って言いたいです。(涙)
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2008年09月17日 (水) 19:08 | 編集
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昨晩はFRBのAIG救済措置が取られたことが発表され、市場は若干落着きを取り戻したようです。ゴールドマンサックスは70%の減益が発表され、FOMCの金利政策会合では金利据え置きが決定されました。
AIG救済に関しては、判断が分かれるところでしょうが、FRBの判断としては、リーマンよりも規模が大きいため、AIGの破たんは金融恐慌を引き起こすとのリスクから、AIGの公的救済に踏み切ったようです。9兆円規模、79.9%の株式取得とは、小さな政府、自由市場経済アメリカの経済の根本にも影響を与える大規模介入といえそうです。
リーマンの破綻を見過ごし、AIGを救済したダブル・スタンダードは、”Too big to fail”策をとり山一證券や日本長銀などの対策が遅れ、その結果、失われた10年と呼ばれるバブル不況を生み出した日本の状況と似ているのかもしれません。ファニーメイ・フレディマックの住宅公社救済もそうでしたね。この救済策により流動性の懸念は和らぎましたが、これらの金融危機の実体経済への影響は避けられないでしょう。今後次々にリーマン破綻の余波は決算に出てくるため、負の連鎖はしばらく続きそうです。
ちなみに、為替への影響はどうなるのでしょうか?最近の動きから見えることはまず、今後の世界的な利下げへの動きでしょうか。FRBは据え置きを決定しましたが、これは切り札を取っておいた的な感じがしますね。「今日のところはAIGの破綻を救った」という材料でしばらくは落ち着きを取り戻すために、今切るカードではないという判断された気がします。インフレ懸念が原油価格の落ち着きと、内需の縮小により今後落ち着いてくる傾向が見えるので、おそらく世界的な利下げへの動きはすぐに動き出すでしょう。そうすると、キャリートレードの魅力の減少から、どの通貨も2,3か月前の為替水準への反発には時間がかかりそうです。金利差を考える上でも、今後ますます実体経済の強い国への選好が明確になりそうで、経済関連指標にはより注意を払う必要になりそうです。
世界的にドルへの資金回帰によりドルがここ2か月で強くなりましたが、AIGの救済策など、米国財政への不安は増大していると思います。消去法でドル、買い支えないといけないからドルということですが、米国が抱える爆弾を軽視すると痛い目を見るかもしれませんね。
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2008年09月16日 (火) 20:18 | 編集
こんばんは。休日明けの本日の日本株は5%の暴落となり、欧州市場でも機能よりもさらに下げて推移しています。さらに今日はFOMCとゴールドマンサックスの決算発表が予定されており、どのような結果になっても上下にかなりブレることが予想されそうです。
最近まで堅調だったドルですが、ここにきて、急に弱くなってきています。これは本日のFOMCでの0.25%の利下げを織り込む動きと考えられています。週末終えた時点では108円台でしたが、今日も103円台を付けてきていますね。FOMCで0.25%の利下げがあってもある程度はもう織り込んでいそうですが、声明により下げそうです。というのも、どう考えてもこの段階で強気の声明はもう出せなさそうだからです。3月のベアスターンズの破綻の際は、公的資金注入というカードを切りましたが、今回のリーマン・ブラザーズのケースでは、それができませんでした。ニュースなどによると、公的資金を注入すると財政赤字がさらに悪化し、インフレを引き起こすため・・・とかなんとかです。これは非常に深刻な問題ですね。財政はキャッシュフローのこと。アメリカの財政はキャッシュフローがもう立ち行かなくなる、限界に来ているということです。
これまでバーナンキ議長は先手を打ってかなり積極的な政策を実施してきたのですが、そろそろ手詰まり感がありそうです。幸い原油価格が落ち着いているために、インフレ圧力が和らいでいます。ですので、今後のさらなる金利緩和に関してもひょっとしたら可能性として言及されるのかもしれません。公的資金は使えない、すでに市場へのクレジット収縮の対応はかなり施しているために根本的な解決にはもうなっていない・・・という状況で今後どのような対策をとってくるのでしょうか。非常に注目が集まります。
ゴールドマン・サックスはこの金融不安の時代に信じられないほどの高いパフォーマンスを出してきていたので、リーマンのような状態にはないでしょうが、やはり金融市場の不安定さの影響が皆無とは言えないでしょう。よって多少の下方修正などがあるかもしれないと思っています。
昨日も書いたようにそろそろ底か?という話もちらほらでてきていますが、米国の経済基盤がこれほどまでにぐらついている以上、V字回復を期待するのはリスクが高すぎるような気がします。
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最近まで堅調だったドルですが、ここにきて、急に弱くなってきています。これは本日のFOMCでの0.25%の利下げを織り込む動きと考えられています。週末終えた時点では108円台でしたが、今日も103円台を付けてきていますね。FOMCで0.25%の利下げがあってもある程度はもう織り込んでいそうですが、声明により下げそうです。というのも、どう考えてもこの段階で強気の声明はもう出せなさそうだからです。3月のベアスターンズの破綻の際は、公的資金注入というカードを切りましたが、今回のリーマン・ブラザーズのケースでは、それができませんでした。ニュースなどによると、公的資金を注入すると財政赤字がさらに悪化し、インフレを引き起こすため・・・とかなんとかです。これは非常に深刻な問題ですね。財政はキャッシュフローのこと。アメリカの財政はキャッシュフローがもう立ち行かなくなる、限界に来ているということです。
これまでバーナンキ議長は先手を打ってかなり積極的な政策を実施してきたのですが、そろそろ手詰まり感がありそうです。幸い原油価格が落ち着いているために、インフレ圧力が和らいでいます。ですので、今後のさらなる金利緩和に関してもひょっとしたら可能性として言及されるのかもしれません。公的資金は使えない、すでに市場へのクレジット収縮の対応はかなり施しているために根本的な解決にはもうなっていない・・・という状況で今後どのような対策をとってくるのでしょうか。非常に注目が集まります。
ゴールドマン・サックスはこの金融不安の時代に信じられないほどの高いパフォーマンスを出してきていたので、リーマンのような状態にはないでしょうが、やはり金融市場の不安定さの影響が皆無とは言えないでしょう。よって多少の下方修正などがあるかもしれないと思っています。
昨日も書いたようにそろそろ底か?という話もちらほらでてきていますが、米国の経済基盤がこれほどまでにぐらついている以上、V字回復を期待するのはリスクが高すぎるような気がします。
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2008年09月15日 (月) 19:33 | 編集
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日本では祝日の本日、1930年代の世界恐慌や1980年代のブラックマンデーも乗り越えたリーマン・ブラザーズがとうとう破綻手続きを行いました。同時にメリル・リンチのバンカメへの身売りの話が決まるなど、ブルームバーグの表現を使うと、アメリカの金融業界に「地殻変動」が起こっています。今後のアメリカ経済の勢力図は本日を境に大きく変わることとなりそうです。
この結果を受けて、本日の為替市場はクロス円が売り先行となりましたが、狼狽売りとまではいってないようです。私自身は非常に珍しくショートでかなりとれました。192円のポンド売りで3.5円、151円のユーロ売りで1.5円と、かなりとれたので先週の損切り分ぐらいは十分に取り戻すことができました。
さて、私ごとは置いておいて、ではリーマン破綻の今後はどうなるのでしょうか?中にはメリルの買収に着目し、これが底になる・・・と言い始めている証券アナリストもすでに出始めているようですが、雰囲気的にはこれ以上市場のメンタリティを悪化させないような強気のコメントを出しているだけのような感じです。AIGも増資に奔走しているなど、昨年夏から始まったサブプライムの第3波(1回目は2007年夏、2回目は2008年3月、で今回)が来ている雰囲気です。昨日記事にしましたように世界各国での景気後退入りの深刻化が見えるので、安易な上昇期待は危険なようです。
ちなみに、タイトルの直接的な影響は?というのは、リーマンが破綻して直接損するのはだれか?という自分の興味本位の問いかけです。リーマンの株主にはどんな会社があるかご存知ですか?
Yahoo.comで調べたところ、今年6月30日の時価保有額では、
1位 アクサ – 9.5% - $1,301(百万ドル)= 1300億円ほど(1ドル100円換算)。
4位 バークレー –3.9% - $538(百万ドル)= 538億円ほど(1ドル100円換算)。
9位 ノルゲバンク-2.5% - $347 (百万ドル)= 347億円ほど(1ドル100円換算)。
などがありました。ちなみに9位のノルゲバンクのアセットマネージメントというところですが、ノルウェーの中央銀行の資産運用部門ってことでしょうか?だからノルウェーは下げまくっている・・・なんてことが実はあったんでしょうか?
この6月末時点での株価が30ドル前後。ですので、今日時点でももうすでにその10分の1の時価総額になっています。私は会計士ではありませんので、詳しいことはわかりませんが、リーマンの株主企業の追加損失も次は要注意ですね。
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日本では祝日の本日、1930年代の世界恐慌や1980年代のブラックマンデーも乗り越えたリーマン・ブラザーズがとうとう破綻手続きを行いました。同時にメリル・リンチのバンカメへの身売りの話が決まるなど、ブルームバーグの表現を使うと、アメリカの金融業界に「地殻変動」が起こっています。今後のアメリカ経済の勢力図は本日を境に大きく変わることとなりそうです。
この結果を受けて、本日の為替市場はクロス円が売り先行となりましたが、狼狽売りとまではいってないようです。私自身は非常に珍しくショートでかなりとれました。192円のポンド売りで3.5円、151円のユーロ売りで1.5円と、かなりとれたので先週の損切り分ぐらいは十分に取り戻すことができました。
さて、私ごとは置いておいて、ではリーマン破綻の今後はどうなるのでしょうか?中にはメリルの買収に着目し、これが底になる・・・と言い始めている証券アナリストもすでに出始めているようですが、雰囲気的にはこれ以上市場のメンタリティを悪化させないような強気のコメントを出しているだけのような感じです。AIGも増資に奔走しているなど、昨年夏から始まったサブプライムの第3波(1回目は2007年夏、2回目は2008年3月、で今回)が来ている雰囲気です。昨日記事にしましたように世界各国での景気後退入りの深刻化が見えるので、安易な上昇期待は危険なようです。
ちなみに、タイトルの直接的な影響は?というのは、リーマンが破綻して直接損するのはだれか?という自分の興味本位の問いかけです。リーマンの株主にはどんな会社があるかご存知ですか?
Yahoo.comで調べたところ、今年6月30日の時価保有額では、
1位 アクサ – 9.5% - $1,301(百万ドル)= 1300億円ほど(1ドル100円換算)。
4位 バークレー –3.9% - $538(百万ドル)= 538億円ほど(1ドル100円換算)。
9位 ノルゲバンク-2.5% - $347 (百万ドル)= 347億円ほど(1ドル100円換算)。
などがありました。ちなみに9位のノルゲバンクのアセットマネージメントというところですが、ノルウェーの中央銀行の資産運用部門ってことでしょうか?だからノルウェーは下げまくっている・・・なんてことが実はあったんでしょうか?
この6月末時点での株価が30ドル前後。ですので、今日時点でももうすでにその10分の1の時価総額になっています。私は会計士ではありませんので、詳しいことはわかりませんが、リーマンの株主企業の追加損失も次は要注意ですね。
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2008年09月14日 (日) 23:47 | 編集
こんばんは。
先日記事にしそこねたので、ちょっと遅ればせながらNZの記事をアップしたいと思います。
NZは9月11日の会合で8.00%から7.50%へ、0.50%利下げを決めました。
8月28日の記事で0.25%か、0.50%かが焦点になってくるだろうと書きましたが、0.50%はサプライズだったようで一時急落してしまいました。ただ、他の通貨の上げと一緒に、週末には戻してきています。
NZの今回の決定は、何か特別悪いニュースがあったわけでなく、市場に、NZ経済が経済緩和モードに入っていることを知らせる意図があったということです。家計セクターの弱さが顕著なため(住宅市場も含め)、定義上は「景気後退(リセッション)」入りしているとのことです。
ただ、住宅価格の調整は名目価格で15%と予測されており、下落の「半分」は終わっているとNZ中銀総裁が言っているので、まだ景気後退のトレンドは続いているということです。
ただ、利下げを今後遅らせる理由があるとすれば、「為替レート」なようです。為替レートが弱くなれば、輸入コストが上がる輸入インフレに直面するため、うまく舵取りをしながら利下げを続けていくという雰囲気でしょうか。
これらのことを踏まえてNZのチャートを見ると、やはり、日足単位の動きではなく(つまり調整的な動き)、2007年夏を天井にした月足でのトレンドラインの転換を伴う動きとなってきています。これの根底の理由は経済成長の鈍化と利下げということになります。ですので、景気回復基調に入るサインが見えるまでは上下はするものの、積極的な為替レートの回復にはならないのでは・・・と思っています。
NZ円は70円に2006年安値の抵抗があるので、かなり硬いのではと思うのですが、個別通貨としては強いほうではないので、他の通貨に追随すれば70円を割り込むことも十分ありえることかと思っています。・・・とはいいつつ私もまだNZD/USDを保有しています。理由は、かなりの景気後退や利下げをもう織り込んだのではないかという半分期待が混じった観測です。NZ政府のGDP予測では2009年3月期(第1四半期)が最悪になっており、そういう意味ではかなり織り込んできているのではと思っています。今後は、情勢を見ながらNZ円を買い増していきたいとは思っていますが、70円を割れてしまうと、下落に勢いがつきそうですので、注意しなければと思っています。70円を割ってセリングクライマックスが入って60円台を・・・というシナリオで買い増しかなーと思います。勝手な予想ですので、軽く聞き流す程度でお願いします。w
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先日記事にしそこねたので、ちょっと遅ればせながらNZの記事をアップしたいと思います。
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8月28日の記事で0.25%か、0.50%かが焦点になってくるだろうと書きましたが、0.50%はサプライズだったようで一時急落してしまいました。ただ、他の通貨の上げと一緒に、週末には戻してきています。
NZの今回の決定は、何か特別悪いニュースがあったわけでなく、市場に、NZ経済が経済緩和モードに入っていることを知らせる意図があったということです。家計セクターの弱さが顕著なため(住宅市場も含め)、定義上は「景気後退(リセッション)」入りしているとのことです。
ただ、住宅価格の調整は名目価格で15%と予測されており、下落の「半分」は終わっているとNZ中銀総裁が言っているので、まだ景気後退のトレンドは続いているということです。
ただ、利下げを今後遅らせる理由があるとすれば、「為替レート」なようです。為替レートが弱くなれば、輸入コストが上がる輸入インフレに直面するため、うまく舵取りをしながら利下げを続けていくという雰囲気でしょうか。
これらのことを踏まえてNZのチャートを見ると、やはり、日足単位の動きではなく(つまり調整的な動き)、2007年夏を天井にした月足でのトレンドラインの転換を伴う動きとなってきています。これの根底の理由は経済成長の鈍化と利下げということになります。ですので、景気回復基調に入るサインが見えるまでは上下はするものの、積極的な為替レートの回復にはならないのでは・・・と思っています。
NZ円は70円に2006年安値の抵抗があるので、かなり硬いのではと思うのですが、個別通貨としては強いほうではないので、他の通貨に追随すれば70円を割り込むことも十分ありえることかと思っています。・・・とはいいつつ私もまだNZD/USDを保有しています。理由は、かなりの景気後退や利下げをもう織り込んだのではないかという半分期待が混じった観測です。NZ政府のGDP予測では2009年3月期(第1四半期)が最悪になっており、そういう意味ではかなり織り込んできているのではと思っています。今後は、情勢を見ながらNZ円を買い増していきたいとは思っていますが、70円を割れてしまうと、下落に勢いがつきそうですので、注意しなければと思っています。70円を割ってセリングクライマックスが入って60円台を・・・というシナリオで買い増しかなーと思います。勝手な予想ですので、軽く聞き流す程度でお願いします。w
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